ワンちゃんの場合
初めてワンちゃんを飼うのですが
お迎えするときに注意することはありますか?
環境の変化から、体調を崩すことも考えられます。事前にお迎えの準備をして落ち着ける環境を整えてあげましょう。
異物の誤飲・誤食は、特に好奇心旺盛な子犬に多いトラブルです。お部屋の片付けはもちろん、必要に応じてゲートを設置するなど、適切な対策でワンちゃんを迎える準備を整えまあしょう。飼育環境に関するアドバイスも、当院にお任せください。
お迎えする前に準備しましょう
初めて家に来た子犬は、無邪気に見えても環境の変化を敏感に察知し、戸惑いや不安を抱えています。
また、家族が積極的に構った結果、睡眠不足やストレスが積み重なり、体調を崩す子犬も少なくありません。しかし、一人っきりにするとさらに不安を感じる場合もあります。
子犬に新しい環境に慣れてもらうには、人がいる空間でもくつろげる場所を用意し、寝ている時は決して邪魔をせず、子犬の方から寄ってきた時は優しく撫でてあげましょう。
お互いに少しずつ距離を縮め、信頼関係を築き上げていくことが大切です。
ネコちゃんの場合
初めてネコちゃんを飼うのですが
お迎えする時に注意することはありますか?
ペットショップ・ブリーダーからお迎えする場合と、
保護ネコちゃん(外猫)をお迎えする場合で異なりますが、
どちらも環境の変化から、体調を崩すことも考えられます。事前に落ち着ける環境を整えてあげましょう。
ペットショップやブリーダーからお迎えする場合
子猫をお家に迎え入れる際は、第一に「環境に慣れさせること」が大切です。子猫は初めての環境に緊張しているため、なるべく暖かく静かな環境で安全に過ごしてもらいましょう。子猫はたくさん寝ますので、決して邪魔はせずに寝させてあげてください。
その様子やかわいさから、たくさんかまってあげたいという飼い主様も多くいらっしゃいます。しかし、子猫は不安を感じやすいため、無理に話しかけたり必要以上に触ったりせず、最初は静かな時間を過ごすように心がけましょう。
また先住ネコちゃんがいる場合は、病院に連れていくまでは接触させないようにしてください。
「家から外に出さないこと」は、ネコちゃんが安心して暮らす上で欠かせないポイントです。
室内飼いにより、猫エイズや猫白血病ウイルスなどの感染症をはじめ、交通事故からも守ってあげることができます。
動物病院で診察
ネコちゃんをお迎えしたら動物病院には
いつ連れて行ったら良いですか?
軟便が続いたり、咳が出るなど異常が続く場合を除き、
お家に迎えてから1週間ほどして、
新しい環境に慣れた頃にご来院ください。
保護ネコちゃん(外猫)をお迎えする場合
健康状態をチェックするため、できるだけ早めに一度ご来院ください。
特にノミ・マダニ・皮膚糸状菌などの感染症が疑われる場合には、当日か翌日にはご来院ください。
なお院内感染を防ぐため、事前にご連絡いただくようお願いいたします。
また先住ネコちゃんがいる場合は、病院に連れていくまでは接触させないようにしてください。
ノミ・マダニ・皮膚糸状菌などの感染症が疑われる場合
病院に行くまでは
どのように対応したらいいですか?
ノミ等が家に広がるのを防ぐために
まずはお迎えする前にケージを用意してください。
ケージから外には出さず、接触しないようにしてください。